【ドイツ保育園の日常】娘の慣らし保育で出会った「räumen」系動詞のメモ

ドイツ保育園で出会ったräumen系動詞まとめ ドイツ語学習

娘の慣らし保育(Eingewöhnung)が始まりました。
毎日保育園に通う中で、先生たちの言葉や園でのルールから、リアルなドイツ語をたくさん学んでいます。

特に最近、毎日のように耳にするのが 「räumen(片づける・物を動かす)」に関連する動詞

保育園でよく聞くものと、それ以外の接頭辞がつくräumen系の動詞も気になって調べてみたら、けっこう色々なバリエーションがあったので、自分の学びの記録としてここにメモしておきます。

園生活で毎日耳にする「räumen」3兄弟

まずは慣らし保育中、お部屋での活動で一番よく先生たちが言っている3つ。
子どもたちがおもちゃなどのものを出し入れする際に、よく聞く動詞です。

📥einräumen(しまう:中に入れる)

メモ: 朝、登園してリュックや上履きを自分のロッカー(Fach)にしまう時や、おもちゃを箱に戻す時に使う「中へ入れる」アクション

例文: Räum bitte deine Tasche ein.(カバンを(ロッカーに)しまってね)

📤ausräumen(中身を出す)

メモ: 帰る前にロッカーを空にするときや、子供が引き出しのおもちゃを「全部ジャーッと出しちゃった」時にも使えます。

例文: Meine Tochter hat den ganzen Schrank ausgeräumt.(わたしの娘、クローゼットの中身を全部出しちゃった)

特に、わたしの娘がちょうどレゴなどのおもちゃをひたすら箱から出して、出し終わったらまたひたすら箱に入れ直す、を繰り返す時期だったので、出す度に「ausräumen?」、入れ直す時は「einräumen?」、そしてまた出すときに「schon wieder ausräumen?」と、かなりこの声かけをしてもらっていて、こうやってドイツの子どもたちは接頭辞(aus, ein)の感覚を掴んでいくの?!と感動した母でした。

🧸aufräumen((全体を)片づける)

メモ: おもちゃで遊んだ後に先生が連呼しています。
日本語の「片づける」そのものの意味と同じです。散らかった空間を綺麗に整えるイメージ。

例文: Wir müssen jetzt die Spielsachen aufräumen.(今からおもちゃをお片づけしようね)

こちらはドイツ語学習者がけっこう早い段階で覚える動詞、というイメージがあります。
わたしもA2くらいのときに覚えたような?

日常生活の中だと、私自身、中に入れる動作では「rein tun」、外に出す動作では「raus nehmen」などと言いがちだったので、こんなにピッタリな動詞があるのか💡と目から鱗でした。

中にしまうのも、外に散らかすのも、どちらもräumenという動詞が使われているのが個人的に感動ポイントです。

ドイツ語では、対義語や対となる動作でも同じ語幹の異なる接頭辞が使われていることが多いですよね。
日本語の漢語動詞にも同じような特徴がありそうです。

  • vorbereiten(習する)
  • nachbereiten(習する)

ドイツ語の接頭辞、感覚を掴むのに時間がかかりますが、意味も推測しやすくてとても便利。


生活から調べたräumen系動詞

園での様子を見ていて、「こういう時はどう言うんだろう?」と気になって調べた動詞たち。

abräumen(テーブルの上を片づける)

メモ: ご飯やおやつの後、お皿をパントリーやワゴンに下げる時の「表面のものを片づける」表現。

例文: Nach dem Essen den Tisch abräumen.(食後にテーブルの上を片づける)

wegräumen(邪魔なものをのける)

メモ: 通路にぽつんと置かれた靴や、出しっぱなしの三輪車など、「そこにあると邪魔だから、別の場所にのけて!」という時に便利。

例文: Räum bitte deine Schuhe weg.(靴を(邪魔だから)どかして/片づけて)

    umräumen(模様替えをする)

    メモ: 新学期や季節の変わり目に、保育園の教室のレイアウトが変わっていた時に使う動詞。家具の配置を変える。

    例文: Die Erzieherinnen haben die Kita umgeräumt.(先生たちが保育園の模様替えをした)

      おまけ:前つづりがない「räumen」

      räumen(立ち退く / 雪かきをする)

      メモ: 調べたら出てきた番外編。
      der Raum(空間・部屋)から派生していることにここで気づく。
      アパートの退去だけでなく、冬に道路の雪をどかす「雪かき」もこれを使うそう。

      また、räumenではありませんが、先生たちがよく言っているのが「aufheben」
      落ちたものを拾って!という声かけのようです。

      というか、命令形や助動詞での文を使わず、動詞の辞書形でそのまま言っているのも個人的に面白いと思いました。
      (Heb das auf! ではなく、Aufheben と言っている)

      園では「短くて分かりやすい指示」として動詞だけで言うことが多いのかな??
      どれくらいの年齢から、子どもたちが人称変化などの動詞の変化を理解し始めるのか、気になるポイントでもあります。


      💡振り返りまとめ

      保育園という「生活の場」だからこそ、これらの動詞がただの文法書の中の言葉ではなく、生きた言葉としてすんなり頭に入ってきました。

      子どもの言語発達の一部を間近で見ることができて、とても面白いです。

      慣らし保育、早く完了して預けられるようになりたいけど、
      自分のドイツ語学習のために、もう少し園での日常を見てみたい…!と思ったり。

      娘と一緒に、私も少しずつドイツ語のボキャブラリーを増やしていきたいです。

      どこかのタイミングで、ドイツ語の接頭辞についても体験ベースでまとめてみたいなと思っています。

      0歳児と一緒にドイツに移住した話はこちら:

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